テキストエディタは普段 vim を使っている。軽いし、どこでもあるし、プラグインを追加すれば色々便利になる優れものだ。
アウトラインが必要なときは unite-outline プラグインを使っているんだけど、なぜかC言語系ではうまくいかない。
そこで、taglist.vim を代わりに使うことにする。
前準備
taglist.vim ではタグを取得するために、exuberant-ctags を使うらしい。macやLinuxではすでに ctags (BSD ctags) がインストールされているけど、これと exuberant-ctags は別物。
確認方法は
ctags --version
で情報が表示されたら exuberant-ctags がインストール済み、表示されず
$ ctags --version $ crags: illegal option -- - $ usage: ctags [-BFadtuwvx] [- tagfile] file ...
と表示されたら、BSD ctags。何も表示されなければ、インストールされてない。
Mac OSX の場合、最初から入っているのは BSD ctags なので、homebrew を使って exuberant-ctags をインストールする。
$ brew install ctags
自分の場合は
/usr/local/bin/ctags
にインストールされた。バージョン確認すると
$ /usr/local/bin/ctags --version $ Exuberant Ctags 5.8, Copyright © 1996-2009 Darren Hiebert $ Complied: Nov 1 2012, 16:07:50 $ Addresses: dhiebert@users.sourceforge.net, http://ctags.sourceforge.net $ Optional compiled features: +wildcards, +regex
とちゃんと表示される。
/usr/local/bin/ctags が優先されるようにパスを設定する。.bashrc に以下を書き込み。
(.bashrc) PATH=/usr/local/bin:"$PATH" export $PATH
設定を反映
$ source .bashrc
taglist.vim のインストール
プラグインは vundle.vim で管理させている。taglist.vim は vim-scripts プラグインなのでインストールが簡単。
.vimrc 内に
(.vimrc) Bundle 'taglist.vim'
と記述して vim のコマンドモードで
: source ~/.vimrc : BundleInstall
を実行するとあとは自動でインストールされる。
taglist.vim の設定
.vimrc 内に
(.vimrc) set tags=tags let Tlist_Ctags_Cmd = "/usr/local/bin/ctags" let Tlist_Show_one_File = 1 let Tlist_Exit_OnlyWindow = 1 map <silent> <leader>tl :TlistToggle <CR>
を記述。ここを参考にした。
これで、コマンドモードで<leader>tl を入力すれば、アウトラインが表示される。
Bundle Installできないとき
vundle はプラグイン管理に git を使っている。なぜか vim-scripts プラグインがインストール出来ない場合がある。どうやらSSLの証明書関連の問題らしい。~/.gitconfig に以下を追加
(.gitconfig) [http] sslVerify = false
これだと、git で証明書がチェックされないから本当は良くないと思うけど、解決法がわからない。。
参考