Makers入門

Chris Anderson の Makers を読んでいると、最近アメリカでDIYを発展させたような、おもしろい動きがある。

今まで、企業が独占していたMaker(ものづくり)に、個人が乗り込めるようになってきたらしい。


MAKERS―21世紀の産業革命が始まる

その本の中で紹介されていたのが、Arduinoだ。

Arduino はいわゆるマイコンで、五年ほど前からブームになっている。

ただ、普通のマイコンと違って、プログラムの実装からアップロードまでがすごくお手軽にできて、すでにライブラリがたくさん公開されているので、敷居が非常に低い。

というわけで、Makers の世界を実感するために、Amazon で Arduino エントリーキットを注文してみた。


Arduinoエントリーキット

昨日注文したら今日届いた。早いね。ちなみに実物見るために秋葉原に行ったんだけど、アマゾンのほうが安かった。ほんと便利すぎる。

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Arduinoの初期設定方法はGetting Started with Arduinoに書いてある。

開発環境インストール

Arduinoの公式WEBサイトから、開発環境をダウンロード。今回は Mac にインストールするので、Mac OS X 用のものを選んだ。最新版は 1.0.2。

ダウンロードしたzipファイルを解凍して、ArduinoアプリをApplicationフォルダに移動。クリックして起動しようとすると、

“Arduino” can’t be opened because it is from an unidentified developer.
Your security preferences allow installation of only apps from the Mac App Store and identified developers.

と警告が出てきて、起動できない。そこで、ポップアップメニューから開くを選択して、起動する(次回からはダブルクリックでOK)。

今回注文したエントリーキットには Arduino Uno が付属している。Uno もしくは Mega 2560 の場合にはドライバーのインストールは必要ない。

接続

UnoとMacをUSBでつなげる。USBから電流も供給されるので、電源アダプタはいらない。電源アダプタも同時につなげた場合は自動で認識されるらしい(アダプタは付属してません)。

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緑のLEDランプが付けばOK。

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sketchの実行

試しに、付属のsketch(Arduinoにおけるプログラムのこと)を実行してみる。

  1. まずFile->Examples->01.Basics->Blink を開く。
  2. 次に、今使ってるボードの種類を選ぶ。付属しているのはUnoなので、
    Tools->Board->Arduino Uno
    を選択。

  3. さらに、Arduinoを繋げているポートの種類を選ぶ。USB接続なので、
    Tools->Serial Port->/dev/tty.usbmodem121
    を選んだ。

usbmodemのあとの数字は多分環境によって変化する。選択肢にはBluetoothもあった。これは別のモジュールが必要なんだろうか?

sketchをArduinoに転送する。この作業はUploadというらしい。これも簡単で、開いてあったBlinkのwindowの上部ボタンを押せばOK。

すると13番ピンの隣のLEDがオレンジ色に点滅する。はず。。した。

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簡単ですね。ちなみに、付属の青色LEDの端子をGNDと13番ピンに差し込めば(長い方を13番に入れる)、以下のように点滅します。

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すごいお手軽、これは流行るわ。あとは、日本語リファレンスがあるので、色々いじくってみるかな。

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